返品入庫
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文書番号 | M-05-07 |
| 版数 | 2.0 |
| 最終更新 | 2026-02-05 |
目的
本マニュアルは、エンドユーザーからの返品商品を入庫する際の作業手順を定める。ロジザード(LZ)での通販返品処理と、NextEngine(NE)での在庫修正を正確に行い、WMS/OMS間の在庫整合性を保つことを目的とする。
返品入庫の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | エンドユーザーからの返品、誤配送の戻り品、受取拒否・長期不在の返送品 |
| 運用頻度 | 週1回(決まった曜日に処理) |
| WMS処理 | LZ「入荷検品」→「通販返品」 |
| OMS処理 | NE「在庫の修正」で在庫戻し |
通常入庫との違い
| 項目 | 通常入庫 | 返品入庫 |
|---|---|---|
| 入荷予定 | 事前登録あり | なし(送り状番号で特定) |
| LZ処理 | 入荷予定→入荷受付→棚入れ | 入荷検品→通販返品 |
| NE処理 | 仕入確定 | 在庫の修正 |
| 検品重点 | 数量・品番の照合 | 商品状態(良品/不良品)の判定 |
返品入庫フロー
# Return Receiving Flow
┌─────────────┐ ┌─────────────┐ ┌─────────────┐
│ Receive │ │ Inspect │ │ LZ Return │
│ Package │ ──-> │ Good/Defect │ ──-> │ Process │
└─────────────┘ └─────────────┘ └──────┬──────┘
# 荷受け -> 検品・良品/不良品判定 -> LZ通販返品処理
│
v
┌─────────────┐
│ NE Stock │
│ Correct │
└─────────────┘
# NE在庫の修正
Step 1: 荷受け
作業内容
- 配送業者から返品荷物を受け取る
- 送り状の宛先が自社倉庫であることを確認
- 送り状番号を控える(LZ処理で使用)
- 外箱の状態を確認(破損・汚損がないか)
チェックポイント
- 送り状の宛先が正しいか
- 送り状番号を記録したか
- 外装に破損がないか(ある場合は写真撮影)
- 返品検品エリアへ搬入
注意: 返品荷物は通常入庫の荷物と混在させず、必ず返品検品エリアに分けて搬入してください。
Step 2: 返品検品
検品項目
| 項目 | 確認内容 | 判定基準 |
|---|---|---|
| 商品一致 | 注文内容と返品商品が一致するか | 品番・カラー・サイズ一致 |
| 数量 | 返品数量が申告と一致するか | 完全一致 |
| 開封状態 | 未開封か開封済みか | 目視確認 |
| 使用痕跡 | 使用した形跡があるか | 目視・臭い確認 |
| タグ | タグが付いているか | 付属の有無 |
| 付属品 | 付属品が揃っているか | 欠損の有無 |
| 外観 | 汚れ・傷・破損がないか | 目視確認 |
良品判定基準
以下のすべてを満たす場合に良品と判定:
- 未開封・未使用
- タグ付き
- 付属品完備
- 汚れ・傷なし
- 販売可能な状態
不良品判定基準
以下のいずれかに該当する場合は不良品と判定:
- 開封済み・使用済み
- タグなし・タグ切り
- 付属品の欠損
- 汚れ・傷・破損あり
- 異臭あり
- 賞味期限切れ(食品の場合)
⚠️ 自己判断禁止 良品・不良品の判定に迷った場合は、必ず管理者に確認してください。写真を撮影して判断を仰いでください。
Step 3: WMS処理(ロジザード)
LZの「入荷検品」機能から通販返品を使用して返品処理を行う。
操作手順
- LZにログイン
- 「入荷検品」 メニューを開く
- 「通販返品」 を選択
- 送り状番号を入力して検索
- 該当する注文を確認
- 返品処理を実行
- 品質区分(良品 or 不良品)を設定
- 計上先ロケーションを指定
品質区分の設定
| 検品結果 | 品質区分 | 計上先ロケーション |
|---|---|---|
| 良品 | 良品 | 通常棚(良品棚) |
| 不良品 | 不良品 | 不良品エリア |
重要: LZでの通販返品処理が完了すると、WMS上の在庫数が増加します。
Step 4: OMS処理(NextEngine)
LZでの返品処理後、NE側には在庫が自動反映されないため、NEの商品管理画面から手動で在庫数量を修正する。
操作手順
- NEにログイン
- 「商品」 メニューを開く
- 「商品管理」 を選択
- 返品対象商品のSKUで検索
- 該当商品の 「詳細」 を開く
- 「在庫情報」 タブを選択
- 在庫数量を 「増やす」 で返品数量分を入力
- 「確定」 を押す
# NE Stock Correction Path
[商品] -> [商品管理] -> [SKU検索] -> [詳細] -> [在庫情報] -> [増やす] -> [確定]
⚠️ NE在庫修正を忘れない LZで返品処理を完了しても、NEの在庫は変わりません。必ずNEの在庫修正を実行してください。放置するとLZ/NE間で在庫差異が発生します。
注意: MNGクライアントの場合、この操作はフレンズ責任者の江崎さんに限り実行できます。
Step 5: 完了報告
- 返品処理の完了をAsanaで報告
- 良品/不良品の仕分け結果を記録
- 不良品がある場合は写真付きで報告
禁止事項
🚫 以下の操作は禁止されています
| 禁止事項 | 理由 |
|---|---|
| 検品せずに返品処理を実行 | 不良品混入のリスク |
| NE在庫修正の省略 | LZ/NE間で在庫差異が発生する |
| 不良品の独自判断による処理 | クライアント承認が必要 |
チェックリスト
荷受け・検品
- 送り状番号を控えた
- 返品検品エリアへ搬入
- 商品の品番・数量を確認
- 良品/不良品を判定
- 不良品は写真撮影・隔離
WMS/OMS処理
- LZ「入荷検品」→「通販返品」で処理完了
- 品質区分・ロケーションを正しく設定
- NE「在庫の修正」で在庫戻し完了
- LZ/NE間の在庫数が一致
完了
- Asanaで完了報告
- 良品/不良品の仕分け結果を記録